脅威!スマートフォン向けの不正アプリが1年で300倍以上に

マエダマエダ

2013年01月25日 20:08

トレンドマイクロが発表した、2012年度のインターネット脅威レポート
2011年12月には1,000個だったスマホ向け不正アプリが急増しているという結果!



12月時点では350,000個と、1年で300倍以上にも増加しているようです。
不正アプリの内容としては、2012年前半は、ゲームやアダルト、動画コンテンツの再生など、ユーザーの興味を引くアプリに偽装するものがほとんどだったようですが、後半には、電池を長持ちさせるアプリや、セキュリティソフトを偽装するような騙しの手口が広がったということで、手口も巧妙で、偽の口コミ情報を記載する事例も確認されたらしく、日本国内に限定された脅威には、次のようなものがあったようです。

・日本語のフィッシング詐欺サイトが多数確認
・日本語のスマートフォンホ向け不正アプリ
・10月に大きく報道された遠隔操作により犯罪予告を行う不正プログラム
・日本語の開発言語「プロデルで作成された不正プログラム

24時間、365日いつでも便利に利用できるというスマホのメリットがある中、利用するアプリの中には脅威も潜んでいるということになります。

今回のレポートでは、対処方法などの具体的なことは報告されてませんでしたが、アプリを利用する時には、不正プログラムをダウンロードしないよう、十分な注意が必要ということと、信頼性のおけるセキュリティソフト導入などの対策も必要不可欠になってくると思います。

便利=利用者が多い=不正プログラムが増える
こんな状況の中、リスクも考え、快適にスマホを活用できるよう、今後も情報を収集しながら、活用していかないといけないですね。


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